対話と宝物

しばらく続けているマインクラフトから学ぶ教育的要素についてのまとめ(*^^*)
今回は「道具」について、子どもたちが体験する貴重な要素に触れたいと思います。
道具を知ることの貴重さ
現代の子どもたちは、日常生活の中でツルハシやクワといった道具に触れる機会がほとんどなくなっています。
いや、それどころか、「名前さえ知らない子どもが増えている」のが現実だったりしませんか?(><)
今度近くの子どもたちに聞いて見てください。
「クワって知ってる?」って。
そんな彼らにとって、マインクラフトでこれらの道具を知ることは、とても貴重な体験になります。
ゲームを通して自然に「ツルハシ」「クワ」という言葉を覚え、役割を理解できるのは、まさに現代ならではの学び方と言えるでしょう。
道具を使い分けることの学び
マインクラフトでは、正しい道具を使わなければ、遊ぶ効率が(ちゃんと)落ちてしまいます。
- ツルハシ:石や鉱石を掘る
- 斧:木を切る
- シャベル:土や砂を掘る
- クワ:畑を耕す
- 剣:敵から身を守る
このシンプルな仕組みを通して、子どもたちは「道具には目的があり、適材適所がある」ということを体感的に学ぶことが出来るのです。
現代の子どもたちへの教育的価値
道具の名前や役割を知ることは、単なる知識ではなく「人間の暮らしを支えてきた労働や文化」に触れる入口としても捉えることが可能です。
- 道具を正しく使うことで効率が上がる → 工夫や選択の重要性を学ぶ
- 道具の存在を知る → 歴史や生活文化に関心を持つきっかけ
- 道具を使い分ける → 論理的思考や判断力を養う
こういった点から、マインクラフトを単なる娯楽のように考えるよりは、現代の子どもたちにとって貴重な
「学びのツール」
になり得ると捉えて親も大人も積極的に一緒に関わるほうがよいと考えています。
現実の学びへのつなげ方
- 実際の道具の写真や動画を見せて、ゲームと比べてみたり、あるいは、本物を一緒に使ってみるきっかけにする。例えば「みんなはこれから数分間マイクラのキャラクターです」なんてどうでしょう?(*^^*)
- 「もし剣で土を掘ったらどうなる?」といった遊び心ある問いかけを通して、思考を深めるなど、適切でない道具をあえて利用する遊びから学ぶ。
- 学校の生活科や歴史の授業と結びつけて、人々が道具をどう使ってきたかを学ぶ。
こんな感じ、いかがでしょう?
まとめ
ツルハシやクワを知らない子どもたちが、マインクラフトを通してその存在や役割を知り、使い分けることを学んでいく。
それは、まるで現実の知恵や文化と再びつながる体験のようだとは思いませんか?(*^^*)
こういったゲームの中で得られる学びは本当に貴重です。
なんといっても、ゲームなら子どもたちは「夢中になる」からです。
「道具を知ること自体が貴重になった時代の子どもたち」にとって、こういった現実社会をモデルにしたゲームは、大きな意味を持つことになるかと考えられます。
だんだん・・・マイクラやりたくなってきませんか?ふふふ。



