Vol.15 マイクラ大好きなお子さんを持つ保護者の不安にこたえるヒント ~マインクラフト大好きな子どもたちこそが持つ輝く未来や可能性について~
鉱物を通じて学ぶ「資源の大切さ」
さて、前回に引き続き今回はマインクラフトの「鉱物」における教育的要素をまとめてみます(*^^*)
マインクラフトの世界では、石炭、鉄、金、ダイヤモンド、エメラルド…といった鉱物が登場します。プレイヤーは洞窟を探検し、道具で採掘して、少しずつ資源を集めていきます。
子どもたちはマインクラフトで遊んでいるだけで 「資源は無限ではない」 という現実に触れることができるのです。
限りある鉱物をどう活用するか・・・これを考えることは、環境問題や資源管理の教育的要素につながりそうです(*^^*)
試行錯誤と探究心
どの高さにどんな鉱石があるかを知るには、実際に掘って確かめてみるしかありません。(※実はいろんな参考になる本や多くの知識人=YouTuberなどがそのコツを示していますがw)
ただ、いつでも実際に見つけた時の喜びは、まるで本物の探検のようです。
その内こういった考えに至ってほしいと願いますし、また、そのように誘導することもあります。
- 「なぜここに鉄があるのか」
- 「どうすれば効率的に採れるのか」
これを考えることは、探究心を刺激し、仮説と検証の学習そのものです。
科学的な思考の第一歩を遊びの中で自然に体験できていきます。
道具の選び方から学ぶ論理性
マインクラフトでは「木のツルハシではダイヤを掘れない」など、道具と鉱石の組み合わせには一定のルールがあります。
この仕組みはとっても面白いですね(*'▽')
子どもたちにとって 「順序立てて考えること」 をやある意味での「ルール」を学ぶ機会にもなります。
正しい手順を踏まなければ、成果が得られないという経験は、論理的思考の基礎といえます。
チームで分け合う資源
マインクラフトを遊ぶなら、私は断然にマルチプレイをお勧めします!
得られた食物や鉱石などをどう分け合うかが、生き残るためには重要になり、いつの間にか自然に議論=話し合いが巻き起こり、誰がどの道具を作るのか、役割分担をどうするのかなど、活発な社会活動がそのゲームの中に表現されていくのです。
こういったやり取りの中で、「協力や公平性の感覚」を養うことができます。限られた資源を巡るコミュニケーションは、現実社会さながらの学びになるのです。
現実の学びへのつなげ方
- 鉄や銅など「現実の鉱物の性質」と「マイクラの中での役割」を比べて調べる
- 資源の採掘と環境問題(森林伐採や鉱山開発)について考える
- レアな鉱石を見つける体験を「科学的探究の喜び」と結びつける
どうでしょう?
どれも楽しそうな探求学習のテーマになりそうでしょ?(*‘ω‘ *)
まとめ
マインクラフト内で得られる「鉱物」というアイテムは、単なるゲームのアイテムと考えるにはもったいない存在感があります。
それは「資源の有限性」「科学的探究心」「論理的思考」「協力と公平」といった現実世界にも通じる学びを秘めていると思います。
遊びの中で子どもたちは自然と「生きるために必要な知恵」を掘り出しているのです。
スタパ!(※運営しているプログラミングスクールの略称)がキーワードにしている『遊びが学びに変わる教室』には、まさにピッタリの教材だったりします(*^^*)
お近くの方はぜひスターティングPCスクール(Stapa Programmer's Guild)まで、お子さんと一緒に体験にお越しくださいませ。
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