<クリスマス作品コンテスト>受賞作品発表!
目次
― その思い込み、今すぐ手放していい理由 ―
「うちの子は国語は得意なんですけど、数学や理科がちょっと苦手で…
プログラミングって、理系じゃないとダメですよね?」
プログラミングスクールを運営していると、よく保護者の方からこんなお声をいただくことがあります。
お気持ち、よくわかります。
でも、そんな時私は、こうお伝えしています。
「むしろ、文系の子のほうが、プログラミングでは力を発揮できる場面が多いんですよ」
プログラミングって、「計算の世界」じゃないの?
「プログラミング=理数系」というイメージ。
たしかに、数値や論理を扱う場面もあります。
でも、実際に子どもたちがはじめて触れるプログラミングは、むしろこういった力が必要です。
- 文章を読んで、意味を理解する力(=読解力)
- どう命令を組み立てるか考える力(=作文力)
- 「こうしたい」を実現するアイデア力(=発想力)
これはまさに、国語をはじめとする「文系の力」そのものなんです。
国語が得意なお子さんこそ、実は向いています
国語が得意な子は、文章を構造でとらえるのが得意です。
主語と述語の関係や、段落のつながり、文脈を読む力があります。
これはプログラミングで言えば、
- エラー文の意味を読み取って原因を探す
- 条件分岐や繰り返しの処理を読み解く
- 順序立てて命令を書く
といった実践的なスキルに直結しています。
さらに、物語を読んで感情を想像したり、自分なりの表現を考えるような時間も、創造力や表現力としてしっかり活きてきます。
まずは「楽しい」「やってみたい」からスタート
プログラミングに必要なのは、計算力でも暗記力でもなく、
「これを動かしてみたい」「作ってみたい」というワクワクする気持ちです。
それは、ゲームが好き、お話を書くのが好き、イラストを描くのが好き――
そんな「好きなこと」からで大丈夫です。
最初は失敗してもOK。 うまくいかなくても、何度でもトライできるのがプログラミングの魅力ですし、「ちゃんと」楽しんでいると、そういったことも面白く感じてくるようになります(*^^*)
文系の感性は、これからの時代の宝物
AIが進化し続ける今、私たち人間に求められるのは、
「問いを立てる力」や「意味を読み解く力」「独自の発想で考える力」です。
まさに、国語や社会、哲学的な視点を持つ文系の力が必要とされる時代。
プログラミングは、その力を活かしていく「表現の手段」にもなります。
(おわりに)文系の子にこそ、自信を持ってほしい
「文系だから無理かも…」
そんな風に感じているお子さんや保護者の方がいたら、ぜひ伝えたいんです。
あなたの「読み解く力」や「発想力」こそが、これからの社会を動かしていくんだ。
プログラミングは、そんな力をかたちにしていくための、ひとつのツール。
だからどうか、最初の一歩を踏み出すのをためらわないでくださいね。
一緒に「できた!」の感動を、体験してみましょう(*'▽')




