Vol.36 「与えること」は、なぜ幸いなのか?——涸れないやさしさを育む対話

ChatGPTに代表されるAIの進化が、加速度的に私たちの生活や仕事のかたちを変えつつありますね。
今の時代は、本当に「激動の時代」。
「人間にできること」や「これから生まれる新たな仕事」とは、一体どのようなものなのでしょうか?
いくつかのブログですでにお話されていますし、色んな有識者のコメントや講義でも出てきている「問いを立てる力」こそが自分も大事だと考えています。
それは、例えばAIに何をさせるのか、どんな視点で世界を見つめるのかといった、「問いの質」が人間の価値を決めるような時代が来ている、ということなのかもしれません。
これからの社会において、
- 「一般的にはこう」
- 「普通はこうあるべき」
といった固定観念から離れ、どれだけユニークな視点を持てるかが問われていくということではないでしょうか。
ひろゆきさんの著書『1%の努力』の中には、こんな言葉があります。
『人が人を選ぶ基準は優秀さではない。「面白いかどうか」だ。』
ここで言われている「面白さ」には様々な意味あいがあるようで、ただただ楽しい人というわけではなく、
- 「見たことのない角度から物事を見ることが出来る人」
- 「意外な視点や観点を持つことが出来る人」
といった、ユニークさと知性のかけ算のようなものでしょうか。
その「面白さ」を生む土台こそが、「問い」だと考えられるでしょう。
どんな問いを持っているか。 どんなことに違和感を覚え、どこにワクワクを感じているか。
AIに代替されにくい力は、まさにそこにあるのではないかと考えています。
みなさんは、普段の生活の中で、仕事の中で、コミュニケーションの中で・・・どんな「問い」を持つことが出来ますか?



