対話と宝物

「宝物」というと、きらきらと光を放つ美しいものを思い浮かべるかもしれませんね(^^)
けれども、本当の宝物とは、いつも目に見えるところにあるとは限りません。むしろ、普段は人の目には触れず、土の中深くに静かに眠っているようなものなのです。
だからこそ、それを見つけたとき、人は心から感動したり、ときには自分のすべてを投げうってでも手に入れたいと思ったりするのでしょう。
宝物を見つける眼差し
大切なのは、なかなか目には見えないその宝物を探すために、地面の微かな盛り上がりや、そこに流れる空気の違いに気づくような「観察力」と「想像力」です。
どこに眠っているのかを丁寧に推測し、そっと掘り起こすような心構えが必要だったりします。
さて、何が言いたいのかというと・・・
「教育」、とりわけプログラミング教育においては、この「宝物探し」の姿勢がとても大切だと思っているということです(*^^*)
プログラミング教育の魅力とは
プログラミング自体は、目的を達成するための単なるツールであり、ひとつの手段でしかありません。
それは「問題をどう解決するか」「自分のアイデアをどう形にするか」という、自分の内側に眠っている可能性や創造力を引き出すための便利な道具です。
子どもたち一人ひとりの中には、「必ず」それぞれにしかない考え方や感性、そして未来につながる力が埋もれていると信じています。
そうした内なる宝物に光を当てるのが、私たち「先生」と呼ばれる方の役割ではないでしょうか。
対話の力で可能性を引き出す
今や基本のようにことのように、いろんな方が語ってくださっていることではありますが、教えるという行為は、単に知識やスキルを伝えることが重要なのではありません。
目の前にいる子どもたちとの対話を通して、その人の中にある「まだ気づかれていない価値」に気づき、引き出すこと。あるいは、本人が自ら気づけるよう、そっと後押しすること。
それこそが、プログラミング教育を通して提供したい体験だと考えています。
ぜひいろんなプログラミング教育を進められている方とお話する機会が欲しいなと思います(*^^*)
お気軽にお声がけくださいませ。



