「やりたいこと」の本当の意味と、スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」
「人は、全部を覚えて大人になるわけじゃない。何を大切にするかに気づく“きっかけ”を見つけながら成長していく。そのきっかけは、案外『無駄話』の中に転がっていたりする。」
偶然の中にある、学びの種。
プログラミング教育に限らず、学びの現場で大切なのは、もしかしたら「無駄」や「雑談」ではないかと思っています。
今の時代は「タイパ」
という言葉にも代表されるように、どうしても少ない時間でどのように成果を出すかを考えるなど、極度の効率化が求められ、たくさんの知識や成果を修めることに重きが置かれがちではないでしょうか。
でも、私たち人間は、すべてを覚えて大人になるわけではありません。むしろ、「どう生きていくか」「自分は何を大切にしたいのか」を見つけることが大切なはずです。
その「気づき」は、何気ない会話や、目的のない雑談の中にふっと現れることがあります。
無駄のようで豊かな時間
AIは無駄を嫌いますが、人間には“無駄のようで豊かな時間”があります。そして、教師はその豊かな時間のなかで、子どもたちと関わり、時に火をつける役割を担うことができたりするのです。
子どもが自分で火をつけられることもあるし、でも、もしうまくつかない時は、隣で火を灯してあげられる周りの大人の重要性も考えなければいけません。
そうすればあるいは、火のついた誰かの姿を見て、自分もやってみたいと思う。そんな「熱」が交差する場が、また新しい別の学びへと導いてくれると考えています。
そう。
子どもたちの周りにいる大人(※年齢関係なく)こそ、実は「学びの最前線」に立って、率先して「無駄な時間」
を楽しむように多くの知ることの楽しさを取っていかなければいけないと思いませんか?(^^)
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