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片岡正治

豊富な経験と実績を持つ木造建築及び古民家再生のプロ

片岡正治(かたおかまさはる) / 一級建築士

有限会社岩城建築設計事務所 MIタウン企画部

コラム

縄文時代の住まい 幸せってなんだろう・・・?

2014年6月6日 公開 / 2014年6月28日更新

テーマ:古民家再生

コラムカテゴリ:住宅・建物

こんにちは。そろそろ衣替えの季節になりました。
湿気が多くて洗濯などが大変です。しかし、天気が優れない日々の合間にみる青空はとても嬉しいですよね。 

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このイラストのように、今から1万年以上も前の縄文式時代の住まいは竪穴式住居で私たちの祖先である人類は、そこで生活をしていたようです。それこそ自給自足の生活で、家族や親族一同、そして村人たちが、お互いに助け合いながら、それぞれの役割分担を決めて生活をしていたようです。現代社会とは違って、何もない時代です。いや、なんでもそろっている社会が、何にもない社会よりも幸せなのでしょうか。現代社会は、今までの価値観が大きく揺らぎ、人の幸せが大きく問い直されている大変化の時代の様です。縄文時代の人の暮らしを想像してみると、私たちが最も大切にしなければならないものが見えてくるような気がします。人間が一番大切にしなければならないもの。今一度原点に立ち返って見つめ直し、二度とない貴重な人生を古き文化に学びながら、考えて一歩一歩着実に積み上げてまいりたい。と心から願っているのです。人の尊い生命を次代へと繋ぐ力と使命が、文化の原点である古い民家には充満していて、全国各地に数多く点在しています。そして、本当の幸せな私たちの生活を願って待ち続けてくれているのです。幸せってそんな日常の平凡な暮らしの生活の中で、きっと生まれ、あなたの心の中に、ささやきかけるに違いありません。『幸せですか?私を大事にしてくれるあなたと一緒で、私は本当に幸せよ。』そう古民家は、すべての人の心に優しく問いかけ語りかけてくれるのです。今を真剣に、悔いなき生き方をして、生きている意義をお互いが見出して行く生き方をしてまいりたいと思います。人に感謝される生き方や、人に感動をあたえる生き方、そして何よりも自分自身が自分に恥じない生き方をする事こそ、今最大限に求められている多くの方々の希望の生き方ではないでしょうか。
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人類の歴史を知ることができる、
世界の宝物のエジプト、ピラミッド。
それに匹敵するくらい価値あるものとして私は日本の古建築の古民家を
上げることができると思います。
そんな価値あるものが、いとも簡単に解体されて、廃棄処分となっているのです。
ハッピーライフ!   片岡正治 

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