風庭のある家
敷地の前は広大な畑が広がり良好な環境にある。延べ面積を28坪程度に設定した為全体のボリュームを調整した。施主の要望は、狭くても余裕のある建物であったので視覚的に広く見える様計画した。玄関は広くしてLDKと繋げ、玄関ホールの建具を閉めるとプライバシーを守れる。しかし、締め切ると閉塞感がある為通常は開放して使う様考えている。
和室もLDKと繋がっていて玄関ホール同様建具を閉めると個室として使用出来、和室の活用方法として今はリビングの延長で使用するが、将来は寝室に利用出きる。キッチンは勝手口が設けられ、敷地通路を経て玄関側に繋がる又、食品庫を設けているので緊急時のストックにも対応していて、水回りはキッチン近くに設け動線を短くした、洗面には化粧コーナーを設け、スペースの有効利用を図った。
2階はキッチンから効率よく上がれる様配慮し、2階の各部屋とLDKとを一体感のある計画とした、2階の書斎はゲストルームとしても利用出来、寝室と繋がる為多目的な使い方も出来る。寝室はウォークインクローゼットと接続している為機能的に使用可能だ。建物を機能的に使う為回遊動線を使い開放的に見える様建具や天井などの工夫をした建物となった。
