大型建物の不同沈下事故
瑕疵保険で沈下事故は減少?
住宅の自賠責保険ともいえる
住宅瑕疵担保履行法と
住宅瑕疵担保保険ができて
早いもので14年が経過しました。
それに伴い沈下事故に関わる
データも出てきています。
全国の沈下事故の割合は
地盤調査の実質義務化により
過去の1/10
に減ってきており
データにもよりますが
約0.03%程度
かと思われます。
これはデータにもよりますが
火災事故の確率と同じ位では?
といわれています。
高知県の状況は?
ところが高知県を顧みてみると
弊社で把握しているだけでも
県内で25棟以上も発生しています!
高知県の住宅着工棟数から計算すると
全国確率の約3倍
と考えられます!!!
(全て弊社以外の調査や工事です)
いくら全国有数の軟弱地盤といえども
これは異常な数値といえます。
民族大移動?
その原因の一つとして
南海トラフ巨大地震が
あるのだと思います。
県土全てが海に面した高知県では
東日本大震災以降
「津波災害警戒区域」
「津波災害特別警戒区域」
を避けて少しづつですが
人口が高台に移動しつつあります。
津波が無ければOK!でも地盤は?
その中に津波浸水は避けても
洪水の可能性が高い地域も
含まれています。
洪水がある地盤=軟弱地盤です。
忘れてはなりません。
少し内容は違いますが
プレジデントオンラインに
似たような記事があったので
リンクを貼っておきます。
住んではいけない場所を開発している?
⇧プレジデントオンラインへ飛びます⇧