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掛水真一(かけみずしんいち) / 浄化槽設備士

高知グリーンプロジェクト株式会社

コラム

下水道工事の見積金額の差について(番外編)

2024年5月24日 公開 / 2024年6月5日更新

テーマ:下水道水洗化工事

コラムカテゴリ:住宅・建物

改造の下水道工事や浄化槽工事ではいつも付きまとうのは、給水管すなわち水やお湯の配管です。

排水があるところには、必ず水やお湯がありますよね

昔は給水ヘッダー(床下から方々へ給水するシステム)なんかありませんでしたから、基礎から出た排水の横には必ずといっていいほど水とかお湯がいます。

ひどいところは排水と給水が完全にくっついたりしています。これらが邪魔なんですよ!
排水管の真下に水道管がいるなんてことはしょっちゅうです(*_ _)


そしてもう一つよくあるのがコンクリートの下で結構漏れたりしているんですよね


今回はコンクリの下ではありませんでしたが、ガス給湯器の給水管が漏れていました



けど、『ガス給湯器新しいのになー』と思いながら保温をはぐと




うーん これはちょっと・・・どんだけ継ぎはぎだらけなん(;´・ω・)





しかも止水栓の前後は鉄管で思いっきり錆びているし、ねじ込みは斜めっているし


配管だけならサービスで直すんですが、せっかくなので止水栓の交換を施主さんに提案して

材料費だけもらって交換しました。


さらにトイレのタンクから水の音がするというので、それも修理することに

確かに、切替の時ずっとチョロチョロ流れてきてましたもんねー(・・;)


どうせボールタップやろうとトイレのタンクのフタをあけると




『あれ?替えちゅう』

しかもこれは・・・だいぶ昔自分が替えたものです

ということは『玉か~』フロートゴムのことね

何とか鎖引っ張って抜こうとしたが「ブチっ」

あーあっ。でこうなるわねー



分かっているなら手袋しろよ(;´Д`A ```

いや、これはゴムの劣化をわかりやすく見せるためにですね・・・




排水設備工事の下水道工事や浄化槽設備工事にも必ず給水工事が発生します。


今回は、水道局に漏れを指摘もされていないし、水道代も極端に増えたこともないというので、
施主さんと相談の上、漏水の減量認定は見送ることにしました。
もし申請したいとなったら・・・
安心してください!指定工事店ですよ( ̄▽ ̄)v

これから水道代が倍になるので、漏水が直ってよろこんでいました(^-^)


他に気になったのはこの追炊き配管用の穴



もともとはボイラーの追炊き口やと思いますが、それにしても大きな穴が開いたままです

害虫だけでなく、ジェリー・・・を追いかけるトムまで余裕で入れる穴です

田舎では、ハクビシンなども入ってくるような穴

もちろんついでに塞ぎました。もちろんサービスですね!だってこれ埋めたからってお金もらうほどでもないでしょう?


このように気になったところ、工事箇所の給水管の漏れ修理や劣化部分の引き替えなどは、見て見ぬ振りできぬ職人魂をもった者がついでに直しています。(サービスです)

しかしそれも資格と経験がないと良かれと思ってやったことが、ダメな施工法ということもありえますので、給水装置指定工事店かどうか、または給水装置主任技術者が施工しているのかって結構重要だと思いますよ( ˘ω˘ )

資格だけ持っていても何も知らない人もいるにはいるんですが・・・

自分も資格を取ってから現場をこなして理解してきたので(;''∀'')


それを見破る方法は・・・


気になることはとにかく質問した方がいいですね!!

自信を持ってなんでも答えてくれる人は本物です(*´з`)

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