持病があっても入りやすい保険、その特徴と注意点

西山隆詞

西山隆詞

テーマ:医療保険について


「持病があっても入れるってCMでやってますけど、私でも入れますか?」

先日もお客様から、こんなご質問をいただきました。こういうお声、本当に多いんですよね。

お昼間のテレビやネットでも“持病があっても入れる保険”という言葉をよく見かけますよね。実際、血圧の薬を飲んでいたり、糖尿病で通院していたりと、健康に少し不安がある方からのご相談は年々増えています。

では、実際に「持病があっても入りやすい保険」とは、どんな保険なのでしょうか。


持病があっても入りやすい保険の特徴2つ

① 告知項目が少ない
通常の医療保険では、特に5年以内の入院歴や現在の通院状況、服薬内容など、細かい質問に答える必要があります。

一方、「持病があっても入りやすいタイプ」では、健康状態に関する質問が「はい・いいえ」で答えられる3項目ほどに絞られているケースが多く、薬を服用している方や治療中の方でも申し込みやすい設計になっています。

すべての持病で加入できるわけではありませんが、一般の保険と比べると、ぐっと加入しやすくなっています。

② 保険料が一般の保険より高め
健康状態に不安がある方も幅広く受け入れる分、保険料は通常の医療保険より割高に設定されています。同じ入院日額でも、同じ保険会社の一般的な医療保険と比べると高くなるケースがほとんどです。

ただ、最近は各社でリスクに応じた細かな設計が進み、以前ほど大きな差がない商品も増えてきました。

「入りやすいけれど、少し高い」──この特徴を理解したうえで選ぶことが大切です。


割高な保険に入る前に確認を

CMを見て「これなら加入できそう」と感じてすぐに申し込みを希望される方もいらっしゃいます。

ただ、持病があっても、治療の状況や経過年数によっては一般の医療保険に加入できるケースも少なくありません。

「A社では断られたけれど、B社では引き受けてくれた」ということは日常茶飯事です。

保険会社ごとに引き受け基準は本当にさまざま。まずは通常の医療保険でも加入できないか、複数の保険会社で確認してみるのが大切です。


まとめ:一人で悩まず、信頼できる人に相談を

持病がある方ほど、「もし病気で入院したら…」と考える機会が多いと思います。だからこそ、毎月支払う保険料は慎重に選びたいもの。

保険は“長く続く大きな買い物”です。

保険の加入、見直しを検討されてる方は、少しでも有利な条件で加入できるように、複数の保険会社を比較できる信頼できる相談相手に相談してみてくださいね。

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Mybestpro Members

西山隆詞
専門家

西山隆詞(ファイナンシャルプランナー)

ファイナンシャルアライアンス株式会社 高知支店

高知駅北口の総合保険代理店はベテラン揃い。保険が全く分からない方でも納得の見直しができるよう丁寧にアドバイス。解決策は保険会社30社以上のいいとこどりプランにて。子育て世代の保険選びは特に強み。

西山隆詞プロは高知放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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