請求書自動化サービスで使われている技術ご紹介(第2回)
今回はなにか大きなタイトルになってしまいましたが、別にそんな大それたことを考えているわけではありません。
ただITエンジニアとして日々お客様との会話の中で感じることは、「局所効率化」です。皆様それぞれの業務をお持ちで、それらの業務をなんとか効率化したいと日々考えておらえます。
私自身は元々「AIを使ってこれをやりたい」などという目標があったわけではありません。ただ「地方の中小企業・組織が生き残る手助けをしたい」というのが私の仕事のモチベーションです。
別にAIを使わなくてもその組織にとって、業務を効率化でき、経営に貢献できればいいと考えていますが、やはり今の時代いくら地方で本人は仕事をしているつもりでも、いつのまにか思いもしない環境で競争を強いられることがどの業界でもあるのではないでしょうか?
私は今後ありとあらゆる業務にはAIによる支援を組み込んだ対応が必須になると感じています。現時点では請求書データを自動的に読み取り事務処理の効率化をご提供しているわけですが、最近これはほんの入り口に過ぎないという思いを強くしています。
例えば病院で他の病院からの紹介の患者様を受け入れる時の調剤の情報を見て投薬予定との薬との組合せに問題があるか否かとか、実際に工場での完成品を過去のものと比較して出来栄えが問題無いか等のチェックなど、それこそ数えればきりがありません。
これらの事を考えると私のすべき事(?)の方向性が見えてくる気がします。このような各業務に対応できるエンジンとして(今のところ)ChatGPTのGPTsが考えられます。
そしてこのような仕組みに重要な事がもう一つ「使い易さ」だと考えています。
そして「使い易さ」とは、各お客様にあった入出力デバイスをする必要があるのではないでしょうか?例えば、今なら「スマホ」もその一つになります。
スマホで写真をとって、何かのボタンをタップすれば欲しい回答がその場で得られるという事になれば、それはとても使い易いと思いませんか?
ただ、これらの事をやろうとすると今の自分には色々な事が初めて尽くしで時間が足りません。周りからは「人を雇えば?」とも言われますが、そこもイマイチ踏み切れません。
新しいものにチャレンジできるというわくわく感もありながら、身の回りのことに忙殺されてなかなか身動きを取るのが難しい状況になっている自分とのせめぎ合いになっています。