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関博之プロのご紹介
日本の医療を世界につなげる架け橋に。世界の医療格差をなくす活動に尽力(2/3)
「病気を診ずして病人を診よ」の精神で一人一人に向き合い、多くの人に笑顔を届けたい
現地の活動拠点には、耳鼻科の診察室がないため、関さんは村唯一の歯科の診察室を借りて、数多くの患者を迎え入れてきました。
「ないものに目を向けても始まりません。日本から持参する道具と、現地で調達できるものを活用し、できる限りの手だてを講じています。まさに、自分が臨床現場で培ってきた経験知を総動員して診るという感じですね。緊急を要すると判断した場合は、手術を行うこともあります」
関さんは、ブラジルに足を運ぶようになって気づいたことがあると言います。「現地の方々は、持っている服の中で一番いいものを着て、中には、ほんのりお化粧までして診察室に入ってきます。地球の裏側からやって来た、『何でも治してくれる魔法使いに会いに来た』といった感覚なのだと思います。医療サービスがどれほど貴重なものなのか、その現実に身が引き締まると同時に、何とか期待に応えたいと気持ちが奮い立ちます」
自身の出身校である、東京慈恵会医科大学が掲げる建学の精神「病気を診ずして病人を診よ」を自らに課す関さん。一人一人の患者と向き合い、本人にとってより良いケアは何かを考え、実践しています。
「私のところへ来てくれた全ての方に、笑顔で帰ってほしいと願っています。耳鼻科は、診療するとその場で症状が緩和することも多いんです。鼻が通ったとか、耳が聞こえるようになったとか、患者さんの反応を目の前で確認できるので、やりがいは大きいですね」
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