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関博之プロのご紹介
日本の医療を世界につなげる架け橋に。世界の医療格差をなくす活動に尽力(1/3)
高知県内の病院で耳鼻咽喉科医として勤務する傍ら、ブラジルを中心に医療過疎地で診療
熱が出たら内科にかかる。けがをしたら外科に行く。日本では病院は身近で、医師に診察してもらうことは、特別なことではありません。一方世界では、設備や施設が満足になく、医師の数も医療費を負担する公的な予算も足りず、治療を受けられない人が数多く存在しています。
「『BRIDGE(ブリッジ)』は、世界の医療格差をなくすべく、2001年に、高知大学医学部を拠点に発足したNPO団体です。ブラジルの無医村を中心に地域医療を支えるほか、コンゴでは公衆衛生の改善と感染症予防教育を実施。アジア諸国においては、土ぼこりや鉱物などの粉じんで肺組織が固くなる、じん肺の診断技術を指導してきました」
そう説明するのは、2016年から同団体の理事長を務める関博之さん。高知県内の病院に耳鼻咽喉科医として勤務する傍ら、毎年ブラジルの南マット・グロッソ州に赴き、診療にあたっています。
「ブラジルにはSUS(スス)と呼ばれる健康保険制度があり、憲法によって医療が無償で提供されることが定められています。しかし現実は、医療機関に支給される公費が不十分で、制度としてきちんと機能していません。田舎では、病院そのものがなく、遠方の大都市の病院まで行ったとしても、順番待ちで診察を受けるのが何年も先になってしまうケースが多々あるんです」
関さんは、2016年から2019年にかけて計4回渡航し、担当した患者数は470人に上ります。
「活動拠点である、南マット・グロッソ州のギアロペス市とニオアーキ市には病院はありませんから。『耳鼻科は生まれて初めて』という方ばかりなんです」
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