ドーナツの穴から、色の世界をのぞいてみれば
こんにちは、鈴木香加です。今回は、よくある質問です。
まず、パーソナルカラーは一生変わりませんが、その中のべストカラーは10年を目安に見直したほうがよいというのが結論です。
べストカラーは、「10年を目安に見直すとよい」と言いますが、10年と固定的に考えず柔軟に・・・環境や人間関係・ライフスタイルの変化などとのバランスにより変化しますので、自分自身で「何か違う」違和感を感じたら、べストカラー診断で確認することをお勧めいたします。
ですが、よくあるこの質問の背景は、
年齢を重ねることで今まで似合うと思っていた色が似合わなくなってきた
という
もっと大きな色の変化、つまりパーソナルカラーが違うのではないか、変わったのではないかという不安だと思います。
ここで、パーソナルカラーの弱点について、お話しいたします。
もちろん理論には問題はありませんが、現場で具体的にファッションメイクに当てはめた場合、
似合う色であっても、例えばファッションの場合、デザインや素材が合っていないと洗練されてこない場合があるんですね。ですから、骨格診断を併用することなどで、その問題を解消するという策が必要となるのです。
エイジレス世代の場合には、体格の変化が起きます。
「ピンクが似合います」と言われても、例えば、若い時より太ってしまっていたら、膨張して見えて「ピンクが似合わない」と感じるでしょう。収縮色の黒のほうが落ち着く、くらいに感じるかもしれません。混乱するわけです。
ですが、実はパーソナルカラー自体が変わったわけでなく、その使い方とカバーするスタイリングが変わっただけです。
メイクについても、補足します。
顔も加齢により変化いたします。
目元のラインが緩んだり、マツゲが少なくなったことにより、黒のような暗めのアイラインが使えるようになったりします。
パーソナルカラーメイクに、プラスワンのメイクテクニックが必要になってきます。
このように、ある日似合わなくなったと感じるようになったとき、ふと自身のファッションメイクのアップデートはいつだったかしら?と思い出してみてください。意外と少ないはずだと思います。
ですので、一番最初に申しました「べストカラー診断」でのチェックの機会に、自分スタイル情報のアップデートをしていただくとよいと思います。おススメです。
どうぞご参考ください。
ありがとうございます。