ドーナツの穴から、色の世界をのぞいてみれば
こんにちは、鈴木香加です。
パーソナルカラー・ブームのときから、「似合う色だけやっていたのでは薄い」とやや過激発言をしてましたが、Alの登場で、もの珍しさも後押しして着せ替えアプリ的なものに風が向かおうとしています。
ですが、色選びにおいて、「好きな色と似合う色は違う」に象徴されるように、好きな…つまり主観的な心の状態と連動することに着目することも大事です。
色彩セラピーというと、いわゆるスピリチュアル的に解決するところもありますが、一般的なサロンでは、色彩心理という理論を用いるような動きになってきました。
似合う色でも、その色ばかりを選ぶのは何故でしょう。
似合う色でも、受け入れがたいのは何故でしょう。
こんな心理状態では、似合うだけでは解決できませんよね。本当に自分と調和する色もスルーしてしまうでしょう。
心の問題はAIの不得意分野ですから、人がフォローしなければなりません。
まだまだパーソナルカラーは発展途上中と思います。お客様が自分で色を選択できなければ、本当に素敵にはなれませんよね。
カラーリストの一員としてサポートしていきたいと思います。
ありがとうございます。