パーソナルカラーとフレグランス
おはようございます、鈴木香加です。
ようやく定休日になり、ほっとしています。
クリスマスに近くなって、カップルのお客様のお問い合わせもあり、おかげさまでいいムードをいただいております。
ありがとうございます。
パーソナルカラー診断から似合うフレグランスのご提案いただくサービスを、この秋からスタートしています。
「へえ～、たしかに」くらいから「すごく分かる」まで、反応は色々ですが、
自分のシーズン以外の香りをご紹介するとやはり、「ちょっと違う」「やはり私はこの香りだわ」とご理解いただけるようです。
フィットした香りは、体の一部のように香ります。本当に「その人となり」です。
何故色と香りが結びつくのか、不思議に思う方も多いかもしれません。
五感が十分に働かないと、感覚の相互リンクが働かない・・・たとえば、
和食のように、色を見て・香りを楽しみ・味を堪能する・・・ようにならないという方もいらっしゃいます。
ある意味、気に留めているご意見ですが （こちらのメニューをお選びになる方は、そのようなお客様なのだと思います）、
ご提案側としましては、「パーソナルカラーは理論である」というスタンスは変えられません。
幸い美容師ですから、「感性と技術の組み合わせ」というものは、自然と入ってきます。そのあたりからのご提案ととらえていただけるとありがたく思います。
ご提案の香水は、あくまでもパーソナルカラーの基本形（プロトタイプ）に近いものです。
香水は、例えばひとくちにフローラルといっても、色々なブレンドがあります。こちらの基本形をベースに、より自分にフィットするブレンドの香水を見つけると、もっとステキな自分を発見できますよ。
ただ、香水を楽しむうえで気を付けなければならないのは、いわゆる「香害」です。
ラッシュの電車に乗るにもかかわらず、他人の鼻が接近する位置につけたり、
寿司屋のような場所や、和食のようなほのかな香りを楽しむ場所に、つけすぎると顰蹙を買います。
自分らしく楽しむことは大事ですが、ほかの人にも心遣いが必要です。
どうぞお気を付けくださいませ。
そんなほかの人への配慮も、素敵なあなたです。
１２月はあわただしい時期ですが、香りで自分らしく過ごせる時間を過ごすのもリセットになります。
アロマもよろしいですが、その効能を考えずに純粋に楽しめるのが、あなたのパーソナルカラーのフレグランスです。
お楽しみくださいませ。
そのうち、香りの歴史についても、コラムでご紹介しますね。
仏教でも、身体の清浄を保つアイテムとして「香り」は使われます。暑い日差しや、悪鬼などの熱の害から守ってくれると信じられていたようです。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
