NPO法人 相続アドバイザー協議会の講座に参加して
先日、船井総研さんの分譲事業者様向けのセミナーを受講してきました。
狙いは、分譲事業者様の取り組み事例を学ぶことで、
分譲事業者様の視点から土地家屋調査士業務を見つめなおし
私達が注意するべきこと、
提案できることを
学びたいと思いました。
分譲事業者様向けのセミナーでしたので、
測量業者の私がとぼけて参加するのは
心苦しくもありましたが・・・(;^_^A
さて、参考になったことを箇条書きにしてみました。
・市場の減少以上に、工事業者さんの数が減少している
土地家屋調査士業界も、高齢化が進んでいて、少なくなっていますね
・回転率は年2回転 仕入~引き渡し 6か月
・賃料+1万円=住宅ローン→供給価格の設定
・完成前に半分は売切
完成→即決済ということですから、表題登記を迅速にやらなくては ^^;
・大工さんは1か月で木完
・基礎工事はとにかくガンガン進めて、いつでも大工さんがはいれるようにしておくそうです。
・仕入決済は、建築確認取れてから決済
これが一番私たちの業務に直結致します。
プランニングの期間も考慮すると
決済期日の1か月半前には
確定測量完了が望ましいのかもしれません・・・
決済期日まででいいや、という考えを捨てなくてはいけないと再認識です。
・仕入決済の移転登記が完了したら、即分筆
建確がすでにとれているから、すぐにできるんですね。
・仕入決済したら、決済日に着工するぐらいの勢いが必要
す、すごい
あれ、解体はいつやるんだろう・・・
・利益率よりも回転率を重視
一切の無駄のない工程管理という事なんですね
正に時は金なり
分筆、仮杭迅速にやらないといけませんね
・地方では、中小ビルダーが大手ビルダーに巻き返しが進んでいるところもある。
・地方の分譲は、土地代と建物代の割合が 1:3
土地代500万+建物代1500万=総額2000万なんだそうです。
500万の土地売買で、確定測量の費用ってどうなっているんだろうと興味津々
いやあー
いろいろ参考になりました。
私達の業務も、視点を変えると気づかされることが沢山あります。
分譲業者様のお役に立てるように、
工夫することがまだまだありそうです。