桜が咲き始めました(スタッフ)
我が家の息子は大学受験に向かって
とても重要な夏休みに突入しました。
目指す大学への道は茨の道のよう、
高い目標を設定しこの夏に賭けているようです。
朝は通学と同じ時間に起きましょうと
塾や学校から再三言われているようですが、
やはり夏休み、30分くらいグダグダと遅く起床。
朝食後、時間をどう使うのか様子を見ていると
部屋に籠り、ひたすら机に向かっておりました。
声をかけられると集中力が切れると言うので放置していると、
いきなり「ドンドン・ドンドン」「バン・バンバン」と机を叩く
大きな音がたまに家中に響き渡りそれが1時間程続くのです。
「勉強で暗記ができずイライラして壁に穴でも開けているのかも?」
とハラハラしましたが、なんてことはない。
机に向かって一生懸命やっていたのはスマホの対戦ゲームでした…
対戦に負けそうになってはイライラを発散していたようです。
「ゲームやってたの?!勉強しないで何やってるの!!」
「高い目標に向かって頑張るって決めたんじゃなかったの?!」
と息子を叱りたい気持ちを押さえ、息抜きも大事と
心を落ち着かせてひとまず様子をみることに。
お昼ごはんの時間になり、しっかり腹時計は働くようで
リビングに来て何も話さずスマホ片手に昼食タイム。
食後3時間程は勉強した様子で
塾の夏期講習へ出かけて行き、
夜10時過ぎに帰宅。
夕食もスマホ片手に済ませ、お風呂、さらにスマホ休憩をはさみ
深夜12時には就寝するよう学校から言われていても
結局1時半過ぎになってようやくベッドに入るという1日でした。
常に寝不足状態?と心配でしたが
塾のない日は昼寝している様子なので、
親としてできることは少ないのですが食事の栄養管理など含め
無理し過ぎないようチラチラッと目を配るようにしています。
先日、息子の散らかった机のゴミをかたづけた時
息子が自分で書いた決意表明が
たくさんの単語のポストイットと一緒に壁に貼ってありました。
「努力、努力、努力。
まだあきらめるな。
できるだけやってみよう。」
未知なるチャレンジに身の丈に合っているかなど判断するのはまだ早いと
不安いっぱいの中で自分に言い聞かせる精一杯の心の声なのでしょう。
毎日毎日猛勉強とまではなかなかいかないようですが、
自由気ままな夏休みだった小中学校の頃とは
180度違った自分自身と戦う熱い夏を経験しています。
親の私はハラハラと気をもむ日々がまだまだ続きそうです。
文:スタッフroko
代表:椎名 あつ子