許すことと手放すこと
2022年も
もう少しで終わろうとしています。
2022年は
引き続きコロナの影響がある中でも
少しずつ規制の緩和で気持ちに余裕が
出てきたように思われますが、
円安、物価高などの生きづらい社会の中で
人々の心の中には深い悲しみや苦しみ
そして攻撃したくなる怒りなどが
どんどん蓄積されていて
その為たくさんの人の死や事件などが
多かった気がしております。
また、長引くロシアとウクライナの戦争も人ごとではなく
将来の恐怖を考えずにはいられない出来事であるように思います。
カタールでのワールドカップは
私にとっては30年前の「ドーハの悲劇」の時に
あの場所にいたことを思い出すことにもなり
(駐在員として住んでいました)
30年の月日の早さと人生の尊さなどを
切実に考えさせられ
今後の生き方についても
整理していくきっかけともなりました。
今年はプライベートでたくさんの変化の年でもあり
カウンセラーの前に一人の女性として、母親として、
戸惑ったり、悩んだり、喜んだり、
感謝したりの日々がたくさんありました。
来年は横浜心理ケアセンターも開室24年目になります。
お悩みの内容やクライアント様からの
求められる解決の方向性や
カウンセリングの意味も
時代と共に大きく変化しつつあります。
努力や試練という言葉は、もう嫌われはじめ
誰もが、今のリアルな生活の安定を
より早く手に入れることを望んでいます。
それはある意味「今を生きる」ことが全てであるという
気持ちの表れであるのかもしれません。
私も今を生きることの大切さを強く意識して
過去でも未来でもない
今を知るためのカウンセリングをもっと取り入れて
現代社会に合った生き方を探し
前に進む方向を導くお手伝いを
させていただきたいと思っております。
今年もたくさんの方々に支えられ
この1年を過ごすことができました。
たくさんの感謝と共に
皆さまが良いお年をお過ごしになりますよう
お祈り申し上げます。
今年1年、本当にありがとうございました。