愛の落とし穴に落ちる前に
夫婦の会話の中で、
共稼ぎの場合でも
そうでない場合でも
よくもめる事例を書きます。
妻:「今日の夕飯どうする?」
夫:「うーん。何でもいいよ。」
妻:「何でもいいって、無責任よ。」
「何か意見はないの?」
夫:「じゃー、餃子がいいんじゃないか?」
妻:「はぁ!?今から餃子を作れっていうの?」
「休みの日まで私に働けっていうの?」
夫:「意見はないのか?と言ったから意見を言っただけじゃないか。」
妻:「まさか餃子というなんて思わなかったわよ。
私の大変さなんか全くわかっていないのよね。」
「料理とか作ったことがないから分らないのよ!
作ってみれば私の大変さがわかるわよ。」
夫:「作ったことあるよ。作ったことないっておまえボケたのか…!」
妻:「たったの1.2回で作ったとか偉そうに言わないでよ。」
夫:「もう、いいよ。いつも怒ってばかりでイヤになるよ。
外で食ってくるよ。」
このようなケンカはどこの家庭でも
よくある日常的な一面だと思います。
まず最初の妻の問いかけは
女性の典型的な話し方のはじまりです。
「今日夕飯どうする?」は
本当はもう妻の中(女性の脳の中)では決まっています。
本当は夫の意見など聞いてはいないのです。
だから夫は何も答えてはいけないのです。
妻の問いかけへの正しい夫の返事の仕方は、
「君に任せるけど、もしまだ決まってないなら
何か買ってきてもいいし、外食でもいいよ。」
この言葉なのでは…と思います。
最初の問いの言葉の心理は無意識ではあるものの
「もう今日の夕飯考えたくないなー。なんか疲れちゃったし、
でも…何にしたらいいか分らないし…あーもう夕方になっちゃったし…。」
こんな不満感が隠されているので
夫にはこの感覚や気持ちを先読みして欲しいのです。
でも夫(男性)にここまで求めても
わかるはずはほぼ無いですし。
わかる夫(男性)がいるとしたら
その人は女性脳の部分が多い場合が多いのです。
妻(女性)もその本質に気づき
時に会話全体の流れを
思い返してみるといいのではないでしょうか。
例えば、
私は何を夫に期待し、どう答えてほしいのか…?
を自問自答して再認識した上で
次回からは、最初から素直に単刀直入に
「今日の夕飯は疲れちゃって考えられないから
外食にします!」と言ってみる…
とかに変えてみてはどうですか?
私達女性特有な思考のメカニズムは
男性からすると理解できないことが多いのも事実ですから
はっきりわかりやすく伝えた方が
もしかしたら思いがけない素敵な夕食になるかもしれません。
いかがでしょうか?