桜
感情には、たくさんの形があります。
ただその人の育った環境や
育てられ方によって
感情の出し方が偏ってしまっている場合も
多くあります。
機能不全な家庭で育った人達を
アダルト・チルドレン(AC)と言いますが
ACの人達は感情を押し込め過ぎているために
何も感じなくなってしまったり
喜怒哀楽の怒哀の部分だけが
とても強く感じてしまったりします。
マイナス感情の中には
憎しみ、怒り、恐怖、イライラ、心配、不安、
傷つけられた感じ、空虚感、混乱、苦しみ、責められた感じ、
罪悪感、嫌悪感、騙された感じ、裏切られた感じ、
拒否された感じ、見捨てられた感じ…など。
そしてそういった感情が
夫婦関係、親子関係、仕事関係などの
様々な人間関係において浮上してしまい
生きづらかったり、
どうしていいのか分らなくなったりする時も
あると思います。
そんなときはまず、今の御自分の感情を
たとえマイナス感情であっても
あるがままに受け入れていくことが
まず大切なのかもしれません。
人間の感情には、良い悪いはないので
安心して優しく受け止めることをしてみて下さい。
そうすることが自分を知る一歩になると思います。
自分のマイナス感情を受け入れて知ることは
自分で自分を許すことに繋がります。
そして許すことは自分を認めていくことになっていきます。
あるがままの自分を大切にするということは
そういう繋がりなのかも知れません。