夏休み明けの新学期(スタッフ)
このところ毎日TVで
オリンピックを観戦しています。
様々な種目を見ていて、
金メダルを取るには、
いかに“ミスをしないか”ということが
重要なのかを痛感しています。
そしてその“ミスをしない”ことが
どれだけ難しいことなのかも
改めて感じています。
メダル獲得を期待された選手が
予想外のパフォーマンスとなってしまい
悔いの残る結果を残していたり、
あまり期待されていなかった選手が
良いパフォーマンスをして
好成績を残したりといったことが
今回のオリンピックに限らず
よくあるように想います。
選手たちは、
オリンピックまでの4年(今回は5年)だけでなく、
子どもの頃からオリンピックを目指している人も多く、
私たちには想像もつかないほどの
練習と努力と挫折と涙と迷いと困難と
そして支えがあったことと思います。
その瞬間、ミスをしたくてする選手はいません。
誰もが、最高のパフォーマンスをしたいと
強く願っています。
オリンピックに出場するだけでも
とてもとてもすごいことです。
その競技をやっている中で、
オリンピック候補になるのは一握り。
その中でライバルと競い合って
オリンピックに出場できること自体が
まず素晴らしいことだと思います。
そうやって選び抜かれたトップレベルの選手が
入念に準備を重ねてきてさえも、
“ミスをしない”ことがこれほど難しいのです。
考えてみると、
あれほどの選手たちがミスをするのです。
私たちがミスをすることなど、
当たり前のことなのだと思います。
もちろん、ミスのないように準備することも
大切なことですが、
自分自身がミスしたときにも
誰かがミスをしたときにも、
ミスを責めるのではなく
フォローしたり
次に目を向けて
同じミスしないようにどんな工夫ができるか
考えたり話し合ったりするなど、
そんなことが大切なのだと思います。
選手たちの健闘を称え、
人のミスに温厚でありたいと
改めて思いました。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子