小さな春
カウンセリング時間。
自分らしくとか
ありのままにとか
よくカウンセリングでは
使う言葉。
よくよく考えてみると
これは、なかなか深い
むずかしい言葉ですよね。
夫婦間だと、
価値観が違う中で
2人があきらめたり
模索したりしながら
寄り添っていく。
それが、
つまりお手本みたいな感じになるのですけど
自分らしく
ありのままでありながら
相手との関係を
大切にするのは
なかなか
うまくいかない事の方が多いと
思います。
私は薔薇の花が
大好きで
この花は
本当に優雅で美しいし
濃艶な香りは
人々を幸せに酔わせてくれる。
だから、大好きな花です。
だけど
薔薇には棘があるのです。
この棘は
薔薇にとっては
自分を守るための
大切なもの。
人だって
自分を防御しながら
生きている。
防御は、
時に、偽りだったり
人からよく思われるための演技だったり、
顔色を窺うことだったり
よく見せるための言葉だったり
いろいろな防御の形があると
思います。
だけど、
本来の
自分らしく
ありのままにいる為に
必要な
それぞれの防御を
みんなが理解して
許し合えたら
いいなぁと。
もうすこし優しい関係に
なれるように思うのです。
みんな、
自分らしく凛と生きたい
はずだから。
そんな事を
感じました。