オリンピック(スタッフ)
ある日、家族が「うつ病」だと言われたら、
あなたならどうしますか?
昔は精神科にかかる病気については
世間ではあまり知られていませんでしたが、
今は簡単に情報が得られることもあり
いくつかの代表的な病は
多くの人に知られていることと思います。
統合失調症
うつ病
パニック障害
適応障害
発達障害
よく聞かれるのはこのあたりでしょうか。
その中でも、今日はうつ病について
取り上げたいと思います。
うつ病は傍から見ていると
“元気がないだけ”
“怠けているだけ”
と思われることもあり
「病」であることがわかりにくく、
本人の苦しさや大変さが伝わりにくい傾向があります。
うつ病の方と一緒に暮らす
家族の側も大変なところがあります。
うつ病になった方のことが心配で疲弊してしまったり、
毎日状態が変わり、良くなったり悪くなったり
しているように見えて不安になったり、
振り回されているように感じたり、
無理をさせてはいけないと思って
自分が頑張りすぎてしまったり、
なんだか自分が楽しんではいけないように思ったり・・・。
そうして家族もうつ病になってしまうこともあります。
心の病は目に見えないので、
良くなっているのかどうも見えませんから
とても不安になるものです。
ケガのように、途中経過が見えたら
だいぶ気持ちが楽なのですけどね。
もし、ご家族がうつ病と診断されたら、
ぜひまずはうつ病について調べてみてください。
今はインターネットで簡単に調べられるようになりました。
あるいは、本もたくさん出版されています。
ご家族の通院している病院に
家族としてどうしたらよいか相談することもできます。
うつ病について理解しても
自分がどう対応したら良いのかや
自分の不安を相談するために
カウンセリングを受けることもおすすめです。
カウンセリングを受けに来られる方の中には、
ご自身の悩みではなく
ご家族がうつ病やパニック障害や発達障害があり
家族としてどうしたらよいかという相談の方も
大勢いらっしゃいます。
カウンセリングは“病んでいる人”のためではなく
“悩んでいる人”のためのものです。
もし、ご興味のある方は
一度ご連絡していただければと思います。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子