人と話すことで得られること(スタッフ)
先日、テレビでこんな動画が
取り上げられていました。
日本のあるところで、
信号のない横断歩道で
車が通りすぎるのを待っている
小学生がいました。
そこにやってきた車が、
その小学生に道をゆずったところ、
その小学生はタタタっと道を渡りました。
そして渡り終えると、
くるりと振り返って車に向かって
ペコリとお辞儀をしたのです。
この動画は世界でも話題となったそうです。
それだけでなく、中国では、
日本の小学生を真似て
車が道をゆずってくれると
お辞儀をする子どもが増えたそうです。
中国には日常的には
頭を下げてお辞儀をするという文化は
ないそうです。
それでも、日本の小学生の姿を見て、
良いことだから真似をする、という姿が
とても素敵だと思いました。
私も普段から、他の人の素敵なところは
ぜひ真似したいなと思っているのですが、
意識しないとなかなか難しいものです。
けれど一つ、私の中で意識して真似をした
ことがあるので、紹介したいと思います。
以前、私の身内に不幸がありバタバタとしていた時、
椎名先生が有名ホテルのシェフの
カレーやシチューのレトルト詰め合わせを
くださったのです。
こういった時、スイーツなどを下さる方が多く、
それも甘いものが心を満たしてくれたのですが、
実は食事を作るのも大変な時だったので
このレトルトがとても助かったのです。
「ご飯を作らなくて良い」という心の余裕は
大きなものです。
そして私も誰かに椎名先生からの心遣いを
分けたいと思いました。
それから何年も経って、
食べ盛りの子どもを抱えた同僚の
身内に不幸があった時には
シウマイを送りました。
同僚はやはり食事を作る負担が減って助かったと
喜んでくれたので、
私も以前同じように助かったことがあるので、と
伝えました。
すぐにでも真似できる良いことというのは、
意外とあります。
ちょっと周りを眺めてみて
気がついた素敵なことを真似たり、
あるいは自分が嬉しかったことを
誰かにおすそわけしてみるのも
いいかもしれません。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子