価値観の多様化による自由と不自由(スタッフ)
首都圏では、
ようやく緊急事態宣言が解除となりましたが、
まだまだ元の生活に戻れるわけではなく、
十分に感染に注意しながら
生活を続ける日々となります。
長い自粛生活で
多くの方が大きなストレスを抱えるだけでなく、
小さなストレスも日々重なってきています。
家庭の中では、
在宅ワークとなったお父さんがいて
学校が休校となった子どもがいて
同じく在宅ワークになったり
主婦をしているお母さんがいて、
それぞれがストレスを抱え、
家族関係が悪化しているという声を
よく聞きます。
実は元々あった問題が、
普段はなんとなく見て見ぬふりができていたけれど、
この状況で直面せざるを得なくなった場合もあれば、
ストレスのために心の余裕がなくなり
関係が悪化している場合もあります。
“家族の問題は
家族で解決するのが当たり前だ“
と思っている方が多いように感じますが、
実は、家族の問題こそ
家族だけでは解決できないことが多いものです。
客観的な立場から、
気がついていなかった側面に焦点を当てたり、
それぞれの言い分や想いをきちんと聞いて
すれ違いや誤解を解いたり、
よりよい方法を探っていくことは
とても重要なことだと思います。
この状況でなければ
壊れなかったはずのものが
壊れてしまうのは
とても残念なことです。
自粛生活の疲れによるストレスの上に
家族関係でのストレスが重なってしまって
苦しい想いをされている方は、
ぜひ一度カウンセリングも検討していただければと
思います。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子