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椎名あつ子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

キングとプリンセス(スタッフ)

椎名あつ子

椎名あつ子

テーマ:スタッフ

最近、友人夫婦の話を聞いたり
テレビなどで世間の夫婦の話を聞いたりしていて
思いついたことがあります。

昔はよく“亭主関白”と言われて
家庭の中で夫が権威をふるっていましたが、
現代ではそれは“モラハラ”と言われます。
時代は変わり、
意識が変わり、
女性たちの権利や尊厳の
重要性が見直されてきたのだと思います。

それはとても大事なことで、
本来尊重されるはずの権利や尊厳が
これまで虐げられてきたことは
反省していくことが必要だと思います。

けれど、時に、
女性の権利や尊厳を強く訴えるあまり、
反対に男性たちの
権利や尊厳が虐げられてしまうことも
見かけます。
女性たちの権利や尊厳が
重要であるのと同様に
男性たちの権利や尊厳も
尊重されることが重要だと思います。

では、男性も女性も
家庭の中で
お互いに権利や尊厳を尊重されるために、
どうしたらいいのか・・・。
私がふと思いついたのは、
夫は“キング”に
妻は“プリンセス”に
お互いをしてあげることです。

これは、妻が“クイーン”ではなく
“召使”でもないことが重要です。
“クイーン”は、キングと同じ立場に
なってしまうので
対立になってしまいます。
“召使”はもってのほかです。

妻は夫を“キング”のように
敬意を払い丁重に扱い
一国(一家)の大黒柱として
夫を立て、
夫は妻を“プリンセス”のように
愛し守り
自慢のプリンセスとして誇り
柔らかく包むように
大切に大切に扱うのです。
どちらも、お互いに
敬意と愛情を持って
大事に扱うことが重要なのです。

しかしそれだけではありません。
相手に対してだけではなく、
自分自身にも“キング”と“プリンセス”で
いられるように心がけることが大事なのです。
夫は、自分がキングである
自覚と責任を持ち
妻や家族を守っていく姿勢と気持ちを見せ
堂々としていられる自信が必要です。
妻は、自分がプリンセスであるよう
気持ちに余裕を持って
おだやかさや優雅さと
自信と誇りを持って
愛嬌や親しみやすい雰囲気を忘れないことも
大切です。

そんなことを思いついて、
我が家のことを振り返ってみると
果たして夫のことを“キング”に
してあげられているか・・・。
自分は“プリンセス”でいるのか・・・。
反省しているところです。

みなさんのご夫婦の関係は
どのような関係になっているでしょうか。
そして、お互いに敬意と愛情を持って
尊重し合う関係を築いているでしょうか。
ちょっと振り返ってみると
いいかもしれません。


文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子

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椎名あつ子
専門家

椎名あつ子(心理カウンセラー)

横浜心理ケアセンター

1対1のカウンセリングのほか、夫婦や親子など二人以上でのカウンセリングにも対応。モラハラやDVなど夫婦の問題や、職場のストレス、発達障害の相談にも多数の実績がある。医療や法律の専門家との連携も可能。

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