若い女性たちへ
人間というものは、
それ自体、
ひとつの「うつわ」なのである。
加藤 秀俊
この言葉に目が留まりました。
私たちは毎日
たくさんの「うつわ」つまり、
入れ物を使って生活しています。
それは食器であったり
乾物入れであったり
お財布であったり
ふで箱であったりします。
では、人の「うつわ」とは何なのでしょう。
人の「うつわ」とは器量のことで
でも人の「うつわ」には物を入れない。
人の「うつわ」には何を一体入れるものなのか…
そんな話でした。
私は人の「うつわ」は
小さいよりは大きい方がいいと思うのですが
その「うつわ」の中に
入っていてほしいものは
何なのかしらと
改めて考えてみました。
人の「うつわ」に形があるのだとしたら
私は、まぁるい感じがいいし
底が深い形がいいと思いました。
中には、あけた時、
ドキドキするような、
時にはふふっと笑顔になるような。
そして、キラキラした美しい何かを
入れておきたいです。
やはり、私は職業柄なのか
人の「うつわ」と聞いて思い浮かべたのは
人の「こころ」のことのような気がしました。
みなさんはどう感じますか?