なぜ技術が必要なのか(スタッフ)
先日、テレビを見ていたら、
たまたま不妊治療についての特集をやっていました。
考えてみると、
私の周りには
不妊治療をしていた友人知人が
多くいます。
みんな「していた」のですが、
今はお子さんがいます。
けれど、もしかしたら
私が知らないだけで、
もっと多くの友人知人が
不妊治療をしている(していた)
かもしれません。
おそらく、子どもを授かったからこそ
こうして私も知るところになったわけで、
今も不妊治療を行っている人は、
言えずにいるのかもしれません。
不妊治療は、
女性だけの問題ではなく
男性だけの問題でもなく
夫婦二人の問題です。
しかし、女性の体の中で妊娠が起こるためか、
男性が自分の問題として受けとめることが
難しい傾向があるようです。
そのため、
女性がより多くの負担を負ってしまうことが
あるようです。
また、さまざまな問題があって
子どもが授かりにくい状態になるようですが、
不妊の問題には
ストレスも影響があるようです。
中には、不妊治療を止めた途端に
妊娠するということもあるそうです。
「妊娠しなくてはならない」という
強いプレッシャーの中では
ストレスが強すぎてしまい
なかなか妊娠に至らないことがあるそうです。
不妊治療は、
身体の負担も大きいのですが、
心の負担も大きく、
周囲からの、何気なく発せられる
「子どもはまだ?」
「子ども欲しくないの?」
「早く子どもを作らないと」
といった言葉が
深い傷つきとなることがあります。
言った本人は、
深い意味などないかもしれませんし、
アドバイスのつもりかもしれません。
それに傷つかない人も多いと思いますが、
深く傷つく人もいるのが事実です。
けれど、言われて傷ついた人は、
相手が悪気なく言っていることも
わかっているからこそ、
相手を責めることもできず
深く深く傷つくのです。
不妊治療をしている人に対して
どう接していいのかわからない人も
いらっしゃると思います。
自身が不妊治療をしていて、
心が疲れきっている人も
いらっしゃると思います。
不妊治療をしようか
踏み出せずにいる人も
いらっしゃると思います。
そんな方々が
少しでも気持ちを軽くしたり
不安な気持ちを和らげて
前に進むことができるように
カウンセリングでサポートすることも
できます。
悩んでいらっしゃる方がいらっしゃったら、
ぜひ一度ご相談ください。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子