性同一性障害と愛の形
10連休が終わり、
現実の生活が始まりました。
大人も子どもも、元の生活に
不安を抱えている状態ではあります。
「学校に行きたくない」
「仕事に行くことが憂うつでつらい」などで、
大人も子どもも同じで
連休で気持ちがゆるみ、
ほっとした後の
現実の生活に
体も心も切り替えがうまくできず、
体調を崩したり
精神的にもダメージを受けている人たちが
多くいらっしゃいます。
4月からスタートの新学期の緊張や
新しい職場の環境に
やっと慣れたところで
10日間の休みが訪れ
ほっとしたのも束の間で、
また、元の緊張状況に身を置くことは、
誰でも、大人でも子どもでも
大変な環境なのです。
この時期は、
とにかく焦らずに無理せず、
体や心が少しずつ慣れるまで
見守っていく気持ちが大切です。
子どもに対しては
親御さんはおだやかに
どんとかまえた気持ちで
「無理しなくていいよ」「大丈夫よ」といった
言葉かけも必要だと思います。
また、大人の場合は、
連休も明けたのだから
しっかりしないとといった
自分を追い込むような感覚よりも
連休中の楽しかったことなどを思いだしながら
焦らずに過ごしていただきたいと
思っています。
ただ、連休前から抱えている問題があり、
連休中は考えないでよかったけれど
また現実の生活の問題が
再び浮上してきてしまった場合は、
悩んでいる様々な問題の中で
今、自分で対応できることは何なのか、
また何からなら始められるのかを
たとえ小さな事でもいいので
悩むことより、まず考えて、
探してみることも
大切な一歩である気が致します。
それでもうまく1人では考えつかない場合は、
専門家などの意見を聞いてみることも
必要であると思っております。
自分1人では考えつかなかったような
違った見方や方向性が見つかることも
あると思います。
今は、優しく
自分を、そして子どもを
見守ってみてください。