コミュニケーションが苦手な方へ（スタッフ）
私は、人と話すことが好きです。
初対面の人でも良く知った仲間でも
友人や家族でも。
日常のささいなことや
大事なことや
出来事や考えや思いや感じたこと、
いろいろな話を人と話すことで
様々な体験をします。
まずは、自分で考えたり思ったり感じたことを
言葉にする作業。
聞いてくれる相手に伝わるように
表現や言葉や間や
いろいろなことを微調整して
相手に伝わっているか確認しながら
言葉にしていきます。
これは相手によって変わるので
言葉にする訓練になります。
話した後は、
相手のリアクションや意見や感想から
自分にはなかった新たな視点を学んだり、
知らなかった情報を得たり、
自分の話したことが世間と
どのくらいずれているのかどうかを知ったり、
よくあることなのかと安心したり、
アドバイスをもらったりすることで
得るものがたくさんあります。
伝えたことを
理解してもらえなかったとしても、
自分の伝え方が上手くなかったのか、
価値観の違いによるものなのか、
理解してもらえなくても
何か伝わっただろうか、など考えます。
そして、人と話した後にもまだ、
こういう表現の方が伝わったかなと思ったり
私が伝えたかったのは
本当はこういうことだったかもと思ったり
どうしてそう思ったのか
話してみてはっきりわかったり
話したことをきっかけにさらに考えを深めたり・・・
学ぶことがたくさんあります。
人と話すと
必ずしも理解してもらえるわけではなく、
時に嫌な想いをすることもあります。
けれど、もし、誰とも話さず、
自分の頭の中だけで
あれこれ考えたり思ったり感じたりしていたら、
もっとぼんやりしたままで
自分の考えや思いや感覚がはっきりせず、
人の意見を聞く機会が少ないために
自分の価値観を推し量ることができず
独りよがりな価値観になってしまうかもしれません。
そして、人と話すことで
心の重荷が少し減ることもありますし、
頭の中や心の中でもやもやしていたものが
相手とやりとりをしながら言葉にするうちに
形がはっきりすることで
対処しやすくなることもあります。
そしてより良い方法を教えてもらえたら
ラッキーだと思いませんか。
人と話すことが苦手な人も多いと思いますが、
話す経験を増やしていくと
少しずつ苦手意識も減っていくかもしれません。
大人数と話すことはハードルが高いですが、
カウンセラーと話すことで
話す事がうまくなったり
自分のことが理解できたり
周囲の人とどうやって関わったら
より良いのかを学んだり
できるかもしれません。
どうか、ちょっと勇気を出して
カウンセラーに話してみて、
一人で抱えていたものを
そっとおろしてみてくださいね。
文：スタッフsachi
代表：椎名 あつ子
