「まだ大丈夫」は大丈夫じゃない(スタッフ)
このところ、
小さな子どもを持つお母さんと
話す機会がたびたびありました。
あるお母さんAさんは、
夫がとても仕事が忙しく
帰宅時間も遅く
休みもあまりとれないそう。
Aさんは自分のことを
「シングルマザーのようなもの」
と思うことで
夫から育児や家事の協力が得られなくても
仕方がないと思っているそう。
あるお母さんBさんは、
子どもの名前をつける際に、
子どもは生まれたら母親と過ごす時間が
どうしても多くなり
夫が育児に参加しないという話もよく聞くので
夫にも自分の子どもだと
実感と責任感を持ってもらうために
名前は夫につけてもらったのだそう。
すると、夫は自分で名前をつけた子どもを
とてもかわいがってくれるそう。
二人とも、
前提は「夫が育児にあまり参加しない」ということなので
それはそれでとても残念なことですが、
そういった事態に対する対応が
全く違うなと思いました。
もちろん、状況や夫の性格などが違いますから、
一概に比べられるわけではありませんが、
Aさんは諦める方向へ考えていて、
Bさんは協力してもらうにはどうすれば・・・
という方向へ考えていました。
もちろん、
Bさんのように協力してもらうには・・・
と考えていろいろ試しても
結果的にはAさんのように諦めるしかない状況にも
なりうると思います。
でももし、最初からAさんのように諦めているのだったら、
もしかしたら他にも方法があるかもしれません。
いろいろなお母さんの育児術や
夫への対処法を聞いていると
とてもおもしろいアイディアがたくさんあり、
学ぶことが多いなと思いました。
育児や夫婦関係で
ちょっと行き詰まりを感じている方がいらしたら、
ぜひ他の人の話も聞いてみてください。
それも「グチ」ではなくて「工夫」を。
「グチ」を話してすっきりすることもとても大事ですが、
「工夫」や「アイディア」を聞いて参考にすることも
とても大事だと思います。
最近はインターネットでもたくさん情報が得られますが、
人から直接聞く方が
質問ができたり
状況を詳しく理解できたり
活きた知恵がもらえると思います。
カウンセラーもたくさんのそういった相談を聞いていますから
いろいろなアイディアを持っていたりします。
よかったらぜひカウンセリングで
相談してみてくださいね。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子