「自信」について
社会人になってから
または結婚してから
怒りのコントロールができない自分に気づき、
カウンセリングに来る方が
実はたくさんいらっしゃいます。
その問題解決のプログラムとして
「アンガーマネージメント」があります。
最近はたくさんのセミナーや勉強会が
行われています。
ここ横浜心理ケアセンターでも
アンガーマネージメントも
行っております。
しかし、怒りは
表面的に今出ているもの(表層意識)が多く、
心の中にうずもれている
自分でも忘れていたり
隠されていて
そこが原因だと気づいていない事(潜在意識)が
実は怒りの原因であったりもします。
過去の悲しみや淋しさや恐怖が
怒りとして吐き出されている場合が
少なくありません。
そういった過去の問題やつらい歴史が
ひそんでいるため出る怒りは
コントロールして止めようとすると
心は防御しきれず、
D.V.やモラルハラスメントや虐待など
新たな怒りとして他者への攻撃といった形に
なってしまうこともあります。
怒りは、
コントロール(マネージメント)していいものと、
コントロールする前に
一度過去の子どもの頃の自分
(インナーチャイルド)と向き合って
まず、自分をなぐさめていく時間が
必要となっていくものと、
2つに分かれると考えています。
インナーチャイルドは、
いつまでも心の中に生き続けます。
忘れたくても、生き続けます。
過去のチャイルドが
悲しい顔や淋しい顔や
恐怖でおののいている顔をしていると感じたら、
自分のこれからのためにも
インナーチャイルドを明るく元気で
無邪気な子どもらしい姿に
まず戻していくことを
考えていきたいと思っています。
横浜心理ケアセンターでは
そのためのお手伝いをさせていただいております。
怒りをダメな物としてだけはとらえず、
(だからといって、他人へのD.V.や攻撃は
仕方がないという意味ではありません)
自分の本来の無垢な自然な優しさを
取り戻すことこそ
アンガーマネージメントの意味だと
私は思っております。