映画という旅(スタッフ)
最近、ちょっとのどかなところから
この辺に越してきた人と話した時に、
なんとなくですが
その人に流れている時間が
この辺の時間の流れとは違うように感じました。
みなさんはそんな体験ありますか?
それで思いだしたのですが、
私は以前、都心で働いていたことがあり、
朝出勤時に都心の駅について
職場まで歩いている時に、
ふと自分の歩くスピードが
あまりにも速いことに気づき
違和感を抱いたことがあります。
私の歩くスピードは
本当はもう少しゆっくりなはずなのに、
周りの人の歩くスピードが速いので
知らず知らずのうちに
周りに追い立てられるように
速いスピードで歩いていたのです。
自分では速く歩こうと思ったわけでもないですが、
自然と速くなってしまうのです。
もちろん、そんな中で
自分のスピードでゆっくり歩いていたら
他の人の邪魔になってしまいますし、
人とぶつかってしまうかもしれません。
だから、速くなってしまうことは
ごく自然なことなのですが、
気付かないうちに、
意図していないのに、
追い立てられて速くなっていることに、
そんな自分に、
違和感があったのです。
それに気づいて
都心のスピードは
私のスピードとは合わないなと思いました。
スピードが合わないところに
無理をしていると、
やはり歪みがでてきます。
なんとなく疲れがとれず、だるさが続き、
体調が悪くなるのです。
それは、スピードだけではありません。
なんとなく合わないところに
長く無理をしていると
心にも体にも負担をかけます。
ただ、だんだんと慣れることで
負担がなくなることもあるので、
一概には言えないですが・・・。
けれど、なんとなく合わないとか
合うという感覚に気づくことは
大切なことだと思います。
みなさんはいかがでしょうか。
ちょっとご自分の感覚を
研ぎ澄ませてみてください。
そして、みなさんも私も、
自分のスピードを大事に
歩いていけるといいなと思います。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子