今はまだわからない。これも、ちゃんとした答えなんです。
月日があっという間に
過ぎてゆくことを
最近、本当に実感します。
もう6月も後半に近づき、
夏は間近になりました。
ほぼ毎日が、
夫婦の関係についての相談、
子どもの事での相談、
仕事の事(人間関係)での相談が
ほとんどで、
1日が過ぎていきます。
とくに夫婦や恋人などの
男女の関係の相談となると、
私自身戸惑うことも
正直、数多くあります。
私はカウンセラーである前に
女性ですし、
そして妻であり、
母親です。
その、自分の立場を捨てて、
より客観的に、
カウンセラーとして
クライアント様たちのことばに
耳を傾け、
心と頭を同じ状態に保とうとして
向き合っているつもりでは
あるのです。
ただそんな中で
いつも思うことは、
本当に時代は変化しつつあり、
人の常識や、価値観や、
男女の在り方についてや、
結婚についてや、
子どもへの接し方や、
生き方そのものが、
昔のように1つの方向ではなく、
様々な方向へ、
それは時に、
見たことのない形へと
進みつつある気がしています。
それでも
法律や学校や職場などといった
公の部分では、
まだまだ保守的な形式があり、
その中で人々が混乱して、
人の目や、社会からの目を気にして、
自由を奪われているために、
ストレスフルな生活が
生まれているように思えます。
私は、
結婚をしていない人たちが
子どもを二人で育てても
いいと思いますし、
自分に合ったスタイルで
仕事を選んでもいいと思いますし、
同性が一緒に住んで
愛し合ってもいいと思いますし、
年齢差の大きい二人が
つきあってもいいですし、
全てを捨てて一人で生きても
いいですし、
親子が憎み合ってしまっても
仕方がないですし、
夫婦が口をきかなくなっても
別々の生き方を選んでも
いいと思います。
ただ、それらすべて、
自己責任という勇気と覚悟の上で、
後悔したり、懺悔したり、
感謝したり、許したり、
あきらめたり、反省したり、
しながら、
きちんと自分と向き合うことが
必要であると感じています。
いろいろ、つらいことがあっても、
苦しくても、
最後は、相手や社会や親や
環境のせいだけにするのはやめて、
自分の命の重さや
自分が生きている意味を
もう一度認めて、見つめて、
みたいと思うのです。
私の仕事の大きな目的としては、
そのためのお手伝いが
できたらと思っています。
いつか、このカウンセリングが
将来のある時に
ふと思いだされて
何かを感じたり、
影響を受けていたり、
点と点を結ぶように、
今気づかなくても
いつか、今のこの苦しみや悲しみや悩みが
意味がある物へと
導かれるために・・・
そんな時間として
私も向き合っていきたいと
思っています。
夏が少しずつ訪れようとしている
この時に、なぜか、
「点と点をつなげる」という感覚を
意識せずにはいられない
そんな今日でした。