子育てについて伝えていく勇気とは
発達障がい傾向のお子さん、
そしてそのご両親の相談が、
ここ数年で非常に増えております。
何故、発達障がいが
増えているのかについては、
まだ、医学的には、
はっきりわかっていないことが
多いようで、
いろいろな意見もありますが、
実際にこのことで
悩んでいる方々が増えているのは
事実だと思っております。
特に、小学校2~3年生くらいから
学校生活の中で支障が目立ってきて、
先生から注意を受けることが多くなったり、
また、お友達と接することを嫌がったり、
逆に、暴力をふるってしまったりと、
友だちとの関わり方が
極端になっていく傾向が見えてきます。
ただ、そういった子どもが
すべて発達障がい傾向にある
というわけでもなく、
ご両親の子どもへの接し方や
環境の在り方も
大きく影響しているように思えます。
育て方や、しつけの仕方が
間違っているということではなく、
その子にとっては、
厳しすぎたり、
プレッシャーだったり、
細かすぎたり、
苦手なことを当たり前のように
求められていたりしていることで、
子どものストレスが
強くなってしまって、
結果、さまざまな問題が
起きていることも考えられます。
ここ横浜心理ケアセンターでは、
小学生以上のお子さんに
心理検査を受けていただくこともできます。
また、小児精神科などの
病院を紹介させていただくことも
できます。
ただ、発達障がいかどうかを知ることが
全てではなく、
その子の特性や性格、考え方、
行動の原因を
まず分析して、
その子に、より合った
言葉かけや教育の仕方を
知っていただくために
カウンセリングを
受けていただくことも
大切なことであると考えております。
ふつうが当たり前なのではなく、
ふつうが一番でもない中で、
その子の持った個性や特性を
引き出しつつ、
今、起きている問題の原因を
探すお手伝いを
していきたいと思っております。
よろしくお願い致します。
[※お子さんが発達障がいではないかとお悩みの方はこちらをご覧ください。 http://shinri-care.com/family/dd.php]