中学受験
ベランダの花が
元気がなくなってきていました。
このままだと
枯れてしまうと思い、
とても悲しい
どんよりした気分になり、
少し前に買ってあった
再生のための土を
入れ直しました。
2日後、
元気のなかった花たちは、
嘘のようによみがえり、
ピンクや黄色の花を
咲かせてくれました。
今まで
水は2日おきにあげてはいたのですが、
それは、ある意味、義務的で、
買ってあったにもかかわらず、
新しい再生の土を
与えてあげていませんでした。
夏の暑さにも耐えてきた花たちを
気遣ってはいませんでした。
わかってはいたのですが、
やはり、花は生きているのです。
保護したり、
やさしさを与えたり、
声をかけたり、
様子をみたりしないと、
元気がなくなるのです。
これは、夫婦でも、子どもでも、
相手に慣れてしまって
義務的な対応だけになってしまうと、
心が枯れてしまうのと
同じだなと
花の事から
改めて感じたことでした。
いつも側にいる人だからこそ、
「ありがとう」とか
「最近は楽しそうね」とか
「大丈夫?」とか
ちょっとした言葉でも
相手をよみがえらせる
再生させられる力が
あるのだと思ったのでした。
それにしても
よみがえる土は
本当にすばらしい。
私も
よみがえる土に埋もれたい、
そんなことまでも
思ったりしたのでした。