本出版「ゆがんだ愛 それから」
昨日は、本当に寒い日でした。
コートを羽織っていても
体の奥からじんじんと
冷える感覚があり
まだまだこの寒さを
耐えなくてはいけないのだと
嫌な気持ちで帰宅しました。
家に戻って
少し温まり
ベランダの窓をあけて
ふと、植木を眺めたら
そこにはかわいらしい
小さな春がいました。
沈丁花の木に
ささやかなお花が
咲いていたのです。
鼻を近づけてみたら
うーん、これこそ、
沈丁花の甘い香り。
どんな時も、どんな事があっても、
憂鬱な冬の時期が
まだまだ続いているようでも
確実に春は
訪れはじめています。
春には、きっと、もう少し
気分は晴れるのかな。
来週には、
窓を開けたら
優しい香りが
私を迎えてくれる、
そんな予感の
小さな楽しみができました。