夏休み中の子どものSOS
先日、休みの日に
駅ビルの中にあるレストランで
お昼ご飯を食べていた時のこと。
おそらく会社の同僚であろう
たくさんの若い女性たちが
カウンターで楽しそうに
食事をしていました。
私は一人で、
その中にいたわけですが
隣の二人の女性(たぶん27~28歳頃)
の会話が聞こえてきていました。
一人の女性がもう一人の同僚に
相談している様子でした。
彼女は、2年つきあっている彼氏がいて、
いつも当たり前におごってくれて、
プレゼントもマメで、
デートも必ず彼女の行きたいところに
連れていってくれる優しい彼のようで、
ニコニコしながら話していたのです。
私も、きっと幸せいっぱいなんだろうなと、
若い二人の話を
少しうらやましく感じながらも
なんとなく聞いていたのです。
ところが・・・
聞いているうちに、
え!?なぜ?と思う発言へと
変化していることに気づきました。
「だけどさ、なんか結婚相手じゃないのよね。
30歳までに結婚して
子どもを産んでおきたいと思うと
今年か来年には
結婚しないとだめじゃない?
あせるんだよね・・・」
「優しい彼なんだけど、
いまいち、優しいだけで、尊敬できないし、
将来を考えると安定している仕事じゃないから、
生活に追われてしまう気がするんだよね。
私、あくせく働きたくないし。
でも今は楽しいからいいんだけど
時間はどんどん過ぎていくし・・・
他の人とも出会えないし、
今の彼と別れたいわけでもないしさ・・・」
もう一人の女性は
「うん、わかるわかる。
結婚したいわけじゃないんだけど、
働いて年をとっていくのもいやだよね。」
と共感していました。
私のところへも
たくさんの若い女性が
恋愛や結婚で相談に来ていますが、
今の若い人たちの「生の声」を
聞いた気がしたのでした。
私が若い頃は、
仕事は腰かけで
結婚するまでの一時的な物として
企業側も考えていた時代で、
この二人の会話はよくわかるのですが、
働く女性が増え
女性も社会に進出し、
男性と変わらない優秀な女性が
たくさんいて、
時代は変わったと思っていたのですが
やはり、今も昔も、
女性は、男性にちゃんと働いてもらって
安定している中で
結婚をして出産をして、
そして時々働いていくことを
望んでいるのかなと思ったのでした。
そしてやはり、
みんなが30歳までの結婚、出産を
しないといけないと
焦っているんだなと痛感したのでした。
そして私も昔は
彼女たちのように
悩んだり焦ったりした時代を
過ごしてきて
結婚をし、出産をし、
今も仕事をしている立場ですが、
昔と違って
女性が自由であることも
認められてきましたし、
女性がいきいきとして
いつまでも輝くことを
評価される時代でもありますし、
出産年齢も上がっていますし、
若い美しい女性たち!
焦らずに、もっと毎日を楽しんで、
学ぶことを大切にして、
もっと広い世界を探しましょう!と
伝えたい気持ちと
応援したい気持ちになりました。
そしてもう一つ、
若い男性たち、
美しく輝く女性を
いつまでも変わらず
そのままでいさせていける
包容力を持ってくださいね!
・・・これは
私の希望でもありますが。
楽しく、勉強になった
Lunch timeでした。