寝たきりでも脳は動かせる!認知症の進行を遅らせる「鼻」のトレーニング

堀内章

堀内章




老犬ホームオレンジライフ湘南の堀内です。
「徘徊」や「夜鳴き」といったシニア犬の認知症症状は、ご家族にとって非常に大きな不安の種となります。たとえ身体が以前のように動かせなくなったとしても、ワンちゃんの優れた「鼻(嗅覚)」は最後まで驚くほど力強く働き続けます。今回は、寝たきりの状態からでも始められる、脳への刺激についてお話しします。


脳への刺激の大事さ
認知症の症状が出る前はもちろん、すでに症状が始まっている場合でも、脳へ刺激を与え続けることは進行を緩やかにするために極めて大切です。身体の自由が利かなくなると、どうしても刺激が不足し、一日中寝て過ごすことが増えてしまいます。
しかし、昼間にずっと寝ていると夜の睡眠が浅くなり、夜鳴きの原因にもなりかねません。だからこそ、意識的に「起きている時間」を作り、脳を働かせて「昼間の満足度」を高めてあげることが、穏やかな夜を過ごすための鍵となるのです。


毎日の「鼻仕事」でイキイキした時間を
私たちが特におすすめしているのが、自宅で簡単にできる「ノーズワーク」です。 おやつをタオルでくるんだり、紙コップの中に隠したりして、匂いを頼りに探してもらう遊びですが、これが脳に強力な刺激を与えます。

・「どこにあるかな?」と考える: 匂いを追う集中力は脳を活性化させます。

・見つけた時の達成感: 「できた!」という喜びは、ワンちゃんの表情をパッと明るくします。

・高い満足度: 5分間の集中した鼻仕事は、なんと30分のお散歩に匹敵する満足感があるとも言われています。

寝たきりの子でも、お鼻の先に匂いを持っていくことで、キラキラとした表情を見せてくれる瞬間があります。こうした「イキイキした瞬間」を増やすことが、介護生活の質を大きく変えていくのです。


「楽しい刺激」を分かち合う場
オレンジライフ湘南が運営する「Orange Dog Lab(オレンジドッグラボ)」では、こうした脳トレの具体的な方法もレクチャーしています。元気なうちから「遊び」として施設に慣れておくことは、将来介護が必要になった際の環境変化によるストレスを減らすことにも繋がります。

「最近、表情が乏しくなってきた気がする」「お家での遊び方がわからない」という方は、まずは気軽にラボのヒントを覗きに来てみませんか?1,200頭のケア実績から得た、愛犬が喜ぶコミュニケーションのコツを丁寧にお伝えします。

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専門家

堀内章(老犬介護士)

老犬ホーム オレンジライフ湘南

大切な愛犬を24時間体制で見守ります。歩行や食事、排せつをサポートするほか、夜鳴きにも対応。日帰りから1泊、1週間の短期預かり、1カ月単位の長期預かりまで豊富なプランをご提案いたします。

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