左右差の大きい聴力での補聴器装用は要注意!
千葉で大規模な停電が発生しました。
最近では充電式補聴器がかなり普及してきています。
当店でも、販売した補聴器のおよそ3割が充電式。
そこで、今回のような停電が発生したらどうするのか考えてみましょう。
まず、現在市場に流通している充電式補聴器には大きく2種類あります。
このようなタイプをお使いの方は、「ハイブリッド充電式」と呼ばれるタイプ。
これは一般の補聴器用空気電池を併用できるタイプですので、
万が一の停電時には空気電池を用意すれば使うことが出来ます。
しかし、現在主流となりつつあるのはリチウムイオン電池を内蔵した充電式。
完全に充電式となるので、停電発生時にはコンセントから充電は出来なくなってしまいます。
このようなタイプの充電式補聴器。
画像は、リサウンド社のリンクス・クアトロ、スターキー社のリビオ
これらは完全充電式となりますが、充電器そのものが「充電池内蔵式」なので、
普段からコンセントへ繋ぎっぱなしにしていれば、充電器そのものが常にフルチャージされていますので、
いざ停電となっても2~3日はケースから充電することが可能。
大震災のような大規模停電でもなければ、ほぼ2~3日以内に復旧すると思われるので、
このタイプの充電式であれば多少安心できますね。
しかし、充電器自体に内蔵電池がない場合は停電したら途端に困ってしまいます。
その為の備えはどうするか?
解決策その1
車から充電。
画像のようなシガーソケット用充電器を使うことで、車から問題なく充電することが出来ます。
最近の充電器はほぼ100%USB端子になっているので、これがあれば補聴器も、スマホも充電可能。
解決策その2
乾電池を使用するタイプのモバイル充電器
画像は単三タイプですが、恐らく一番入手しやすいのが単三電池ではないでしょうか。
これでどこまで充電できるかは試していないので何とも言えませんが、急場しのぎにはなるでしょう。
今回、試しに購入してみたので実際の使い勝手を実験してみて後日また報告してみたいと思います。