めだたない小型の耳穴型補聴器の選び方
さて今年も「認定補聴器技能者」資格更新のため、講習会を受講してきました。
このように資格を取得してからも、受講が必修となっております。
また、更新のためには耳鼻咽喉科の補聴器相談医の承認が必要。
この話題は今まで何度も取り上げてきましたが、本当に資格者の数がまだまだ少ない!
街中でよく見かける補聴器の旗や看板。
そのうち、資格者が1人でもいる店は果たして何割くらいあるのでしょうか。
半分もないというのが実態でしょう。
認定資格者の名簿が届きました。
日本全国で3,735人。
補聴器販売店の総数は、およそ7,600程度と言われています。
当店のある神奈川県では241人。
ほとんどは横浜市に集中しており、ここ小田原市では6人でした。
20年も営業している「補聴器専門店」なのに資格者ゼロなんて店も・・・・
まぁそれは経営側の考え方の問題なのでしょうけれど、
もう少し規制した方が一般ユーザーの為になると思うのですがね。
さらに、認定補聴器専門店と呼ばれる、
人だけでなく「店」の設備なども基準を満たした販売店となると、その数は・・・
全国で794店。
神奈川県では30店しかありませんね。
福岡県も30店で同数となりました。
神奈川県の人口、およそ900万人。
福岡県の人口、およそ510万人。
神奈川県の認定店、人口の割にちょっと少ないんじゃないですかね?
ほとんどの方々が、認定店以外の販売店で購入しているのでは?
補聴器購入を検討される際は、資格者がいるのか、
その店は基準を満たした「認定補聴器専門店」なのか、
なども判断材料にしてみてはいかがでしょうか。