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一寸木国博プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

補聴器の貸出し試聴について

テーマ:補聴器の選び方

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補聴器を購入する際、店頭での試聴だけで購入する人は最近ではいないとは思いますが、改めて強調しておきます。
補聴器の購入において、即決はしないでください。非常に危険です。

1週間、2週間程度の貸出しをしている店が多いようですが、補聴器のお試し期間としては少々短いのではないかと感じています。
補聴器をつけてすぐの状態ですと、正直に言って補聴器の「負」の部分ばかりが目に付くのではないでしょうか。
余計な音ばかり聞こえる。
上手く装着できない
耳の中が痒くなる

様々な違和感があると思います。
ここで諦めてしまうことは非常に性急。

全て当然の反応かと思います。

また、それらの違和感が大きく出ないように最初は軽めの調整で貸出しすることが考えられます。
そうすると、「つけても大して効果を感じない」といった評価になりがちです。

しかし、聴力低下は長い期間を経て徐々に進行して来ており、そこにいきなり正常な聴力と同等の聞こえが甦ったらどうなるか?
何となく想像できると思いますが、それでは「脳」が適応していけないのです。

しばらく運動をしなかった方がいきなり激しい運動をしたら、あちこち体が痛くなって動けないはず。
聞こえも同様に、リハビリ期間が必要なのです。

なので、補聴器購入前のお試しもできれば長期間確保できると良いですね。

当店では原則30日間のお試し期間を設けておりますが、中にはそれだけでは決断できず延長して2ヶ月試すような方もいらっしゃいます。
実際のところ、補聴器に完全に慣れるには個人差はありますが早くても3ヶ月、時間のかかる方だと半年~1年でようやくといった方もいらっしゃいます。

さすがに半年まで貸出したりはできませんが、1~2週間で購入を急がせるようなことはありませんので、しっかりお試し期間を経てから購入の判断をしてください。

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一寸木国博
専門家

一寸木国博(補聴器技能者)

補聴器プラザ小田原

国内販売店の約1割しかない認定補聴器専門店として、「聞こえ」でお困りの方々から信頼を寄せられています。20年のキャリアを生かして、確かなアドバイスと医療機関との連携が取れたサービスもご提供します。

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