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コラム
補聴器も充電式の時代
2019年1月26日 公開 / 2021年1月27日更新
補聴器も充電式の時代がやって来ました。
一般的に、耳かけ式や耳穴式補聴器に使われる電池は「空気電池」と呼ばれる電池です。
その寿命は、種類にもよりますがおよそ100~200時間程度のものが多く、通常使用でおよそ1週間~2週間に1回交換が必要となります。
電池のコスト自体は大して負担にはならないのですが、やはり交換の手間、そして毎日電源を切るために電池ケースを開閉する手間が気になるという方が多いです。
高齢になって初めて補聴器を使う場合、手先の器用さには個人差があり、電池交換などを楽にできる方もいれば、少々手こずってしまう方もいらっしゃいます。
そのような手間から解放されるのが「充電式」
ハイブリッド充電式
進化の過程において、まずハイブリッド充電式というものが出てきました。
このように、充電台に置いて充電できるのですが、従来の補聴器用空気電池も併用できるタイプです。
通常の電池と同じ形状の、充電専用電池が入っています。
万が一の充電忘れ等の際に、通常の電池を入れれば使うことが出来るメリットもあります。
このタイプでは、フル充電におよそ4~5時間かかり、フル充電で使用できるのが約15時間程度。
充電池そのものの需要が1年で、電池1つが5,000円程度となっています。
完全充電式
次に、現在の主流はリチウムイオン電池による完全充電式。
これは、充電池を内蔵しており、通常取り出したりはしないものです。
スマホと同じですね。
このように様々なものが出ています。
メーカーごとに多少の違いはありますが、だいたい3時間程度の充電で24~30時間ほど使えますので、
寝ている間に充電しておけば、翌日は問題なく1日中使うことが出来ます。
充電忘れの場合でも、30分程度の充電で数時間使うことが出来るので急場しのぎになりますね。
中には、補聴器用のケースそのものが充電池を内蔵しているものがあり、そのような機種では電源のない屋外でも充電ができるようになっています。
便利になったものです。
こうした充電式は、今のところ耳かけタイプになりますが
唯一パナソニックから耳穴式の充電タイプも出ています。
色々試してみるのも楽しいですよ。
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