上司からダメだしを受けにくい新規テーマ提案

藤井隆満

藤井隆満

テーマ:新規事業創出

新規事業のWebセミナーにて社内で提案する際に、以下のような質問がありました。

「新規提案の際に上司に否定され内容にするにはどうしたらいいですか?」

提案の中身の本質的なところが最も重要なのですが、それでも反対されたり否定されたりする場合があります。その際に以下のような観点で再度資料を見直してみると良いと思います。

さて、提案には以下のポイントが入っていると良いと思います。

①会社の方針に合わせた内容
経営方針や中期経営計画などの会社の大きな方針に適していることを伝える。
提案前に自社の経営方針等を読み直して、キーワードになる言葉などを提案に入れてみてはどうでしょうか。
そして、この提案は経営方針に沿って、会社の未来を明るいものとするのですよということをしっかり伝えます。

②自社の強みが活かされていることを強調する
自社の強みが使えるということは、これまで強みを作ってきた上司、役員等々にとっては嬉しいことです。会社の先輩達が作った強み(伝統)をさらに発展させるということを述べます。反対している上司も自身が作った/携わってきたものであれば否定しにくいはずです。

③外圧を利用する
社外の人/市場の意見を入れること。有名な人などの意見などで権威付けするのもよい。


できるだけ波風立てないようにスマートに提案は通したいものですね。
なお、提案書の書き方の一つの例は書籍「技術者の逆襲」に書いてあります。ぜひ参考にしてください。

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藤井隆満
専門家

藤井隆満(技術士)

藤井技術士事務所

大手メーカーなどで技術者として研究開発に従事し、新規事業創出の豊富な経験を誇ります。企業の強みをひも解き、R&Dテーマ選定から研究開発、製品化までサポートします。半導体や化学、素材分野などで実績あり。

藤井隆満プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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