心とリンク?

澤岡詩野さんの 『百人力の見つけ方』 を読んで、まず心に残ったのは、
「力とは大きな成果ではなく、日々の中にそっと積み重ねてきた小さな行動や思考そのものだ」
という、深くて静かなメッセージでした。
本の語り口は優しく、読者を急かすものではありません。
“あなたはすでに必要な力を持っている”という視点が、まるで手を添えるように寄り添ってくれます。
この「小さな力へのまなざし」がとても印象に残り、読み進めるほどに、私は自分の著書
『80代、自宅で快適に暮らす片づけ』
に込めた想いと重なるものを強く感じ始めました。
片づけもまた、特別な技術や劇的な変化だけが価値ではありません。
人生の後半を心地よく暮らすために大切なのは、
その人が“今日できること”を無理なく積み重ねていく姿勢です。
たとえば、
・無理をしない
・自分のペースで選ぶ
・暮らしやすい形を少しずつ整える
これらはすべて、澤岡さんが語る“百人力”と同じように、目立たないけれど確かに人を支える力です。
私が片づけを通して伝えたかったことも、
「頑張りすぎなくていい」
「小さな積み重ねが、やがて大きな安心に変わる」
という、暮らしに寄り添う視点でした。
■ 2冊の“重なる想い”
・日々のささやかな努力こそが、自分を支える大きな力になる
・無理のない行動の積み重ねが、暮らしや心の軽さにつながる
・“こうあるべき”より、“自分に合うかどうか”を大切にする
『百人力の見つけ方』は、自分の中にある静かな力に気づかせてくれる本でした。
そして読後、あらためて片づけもまた、日常を支える“百万力”のひとつなのだと深く感じました。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living
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