キッチンの調理台にモノが増えるワケ

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



歳を重ねた方の
キッチンの調理台のワークトップ(天板)や、
近くにあるダイニングテーブルの上には、
調味料や食材が
沢山置かれていることが良くあります。
それの理由は、
『モノの定位置が決まっていない』
ということもありますが、
キッチンのコンロやシンク、
調理台のキャビネット(収納)に
屈んでモノを出し入れするのが
大変になっていることが
原因なのではないかと、
これまでの経験から感じています。

キッチンに沢山の収納スペースがあっても
腰や膝が痛いといった体の特性があると
『あとで』と思っているうちに
ワークトップ(天板)はモノで溢れてしまいます。
普段よく使う調味料は、
まとめてカゴなどに入れて調味料セットを作り
痛みを堪えず出し入れできる位置に置くなど、
収納する位置(高さ)を見直してみて下さい。
もちろん、その際には、
キャビネットに収納しない分、
モノの量は減らさないといけないので、
『これからの暮らしに必要』かどうかの
選別も忘れずになさって下さいね。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

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