過信せずに防犯対策

弘瀨美加

弘瀨美加

テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



近頃、手口が巧妙で凶悪化した侵入犯罪が
店舗だけではなく一般住宅にも相次いで発生しています。
※「住宅を対象とした侵入強盗」は、おおむね減少傾向が続いていたが、
  2022年には増加に転じ、手口の巧妙化・凶悪化が進んでいる。

特に高齢者の単身世帯は、
体力や判断力の低下に加えて、孤立しやすい環境にあるので、
犯罪のターゲットにされやすいと傾向にあります。
昔からの習慣で、
・玄関の鍵をかけない
・窓を開けっ放しにしている
・来客の相手を確認せず応じる
などといったことをされていませんか?
被害を回避するためには、
防犯意識を高め、住まいの防犯対策を
強化することをおススメします。

ご自分で簡単にできる防犯対策は、
・窓に防犯フィルムを貼る
・近所への短時間の外出でも、窓やドアの施錠をしっかりする
・表札を出さない、名字だけにするなど、家族構成がわからないように工夫する
・不在時にもあえて灯りをつけるなど外出のタイミングの推測を防ぐ
・普段使わない部屋の灯りもつけるなどして生活スタイルを分かりにくくする
・インターホンやドアチェーン越しで来訪者の身分証を確認してからやり取りをする
・玄関付近の死角や窓の破損がないかど、出入り口周辺を定期的に確認する
・玄関周りなど出入口周辺に設置した覚えの無い不審なマークなどがチェックする
・電話などで在宅状況、家族の状況、資産状況を聞かれても答えない
・近隣住民とコミュニケーションをとって緊急時に相談しやすい環境づくりをする
などです。

長年の経験から、「自分は被害に合わない」と
自身を過信しすぎるのは危険です。
「誰しも被害者になる可能性がある」という認識をもって、
習慣や防犯対策の見直しをしましょう。

参考:政府広報オンライン

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

高齢者に安心・安全な暮らしを届ける住環境サポーター

弘瀨美加プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼