これ以上増やせない

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



「これ以上増やせないんだよ」と仰るシニアなお兄様。
何を増やせないか?と聞いてみると、
庭の植木鉢なのですって。
なんでも、300以上の植木鉢がお庭にあるとか。
植えられた植物をお世話するのが
毎日の日課なのだそうです。

毎日のルーティンがあるのは、
とても良い事だなーとは思いますが、
300の植木鉢って、
それがどんな風に庭に置かれているのか
見たことがない私でも多いなぁと
正直なところ思いました。

このお兄様のお子さんも
「これ以上、増やさないで!」
「残されても世話できない!」
「徐々にでいいから減らしていって!」
と口うるさく言われるそうで、
今は、枯れたら1つ新しい苗を買って
植え替えて楽しんでるそうです。

基本的に植木鉢は、
中身を空にして処分します。
自分の住んでいる自治体の分別ルールにもよりますが、
空の植木鉢で30cm角以内の大きさであれば、
自治体の不燃ごみや可燃ゴミで捨てることができます。
30cm角を超えるサイズの植木鉢やプランターは
粗大ごみとして捨てることになります。

植物を育てている植木鉢を処分するときは
土や石、砂なども同時に処分することになります。
しかし、多くの自治体では
土・石・砂はゴミ収集の対象ではなく、
専門の業者に引き取ってもらうことになります。
植物は50cm以下に切るなど、
小さいものであれば可燃ごみで捨てられますが、
大型サイズの植物は、粗大ごみで捨てることになります。
これは、数が多いと大変な作業になりますね。
綺麗な花には癒されますが、
自分が亡き後のお子さんのことも考えた方が良さそうです。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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